PC37
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 05:57 UTC 版)
「ホンダ・CBR600RR」の記事における「PC37」の解説
本田技研工業の欧州現地法人であるホンダ・ヨーロッパ・モーターサイクル(英: Honda Europe Motorcycle)は2002年9月12日に、新型車CBR600RR(2003年型)を翌2003年に欧州市場で発売すると発表し、同月18日からミュンヘンで開かれたインターモト2002(独: INTERMOT 2002)で展示した。機種記号はPC37。中空ファイン・ダイキャスト構造の高剛性ハイブリッド・アルミニウム・シャーシやユニット・プロリンク・リア・サスペンション・システムなど、競技専用車(レーサー)RC211Vのために開発された機構を採用し、旋回性能を向上させたとしている。 2004年9月13日にホンダ・ヨーロッパ・モーターサイクルは、一部改良を施した2005年型を、9月14日から開催されるインターモト2004に展示すると発表した。フレームの軽量化や、倒立フロント・フォーク、ラジアルマウント・フロント・ブレーキ・キャリパーを採用するなどサスペンションの改良により、運動性能の向上とハンドリング操作の安定性をさらに高めたとしている。 スーパースポーツ世界選手権では、PC37が参戦した2003年から2006年までの全ての年で、ライダーとマニュファクチャラーの選手権2部門を獲得している。
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