NESAとは? わかりやすく解説

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NESA

フルスペル:new extended standard architecture
読み方ネサ
別名:NESAバス

NESAとは、NECH98シリーズ採用されていた拡張型の32ビットバス方式のことである。データ転送速度は33MB/秒である。同社89年10月発表した

従来拡張バスCバス)では、互換性重視するために、転送速度が遅いという特徴があった。これを解消するために、NESAでは、拡張バスとの互換性をなくし高速化実現している。仕組みとしては、IBM社のMCAApple社NuBusに近い方式である。しかし、仕様が複雑コストがかさむことに加えNEC1991年まで情報公開制限していたことなどにより、普及はしなかった。なお、同シリーズ92年10月以降新機種が登場していない。

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バス:  バス幅  フロントサイドバス  ISAバス  NESA  PCI Express  PBI  PCIスロット

New Extend Standard Architecture

(NESA から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 08:55 UTC 版)

New Extend Standard Architecture (NESA)は、Eバスとも略され、1990年に発売された、日本電気 (NEC) のPC-H98シリーズに搭載された32ビット高速バスである。


注釈

  1. ^ むろんこれば32ビットバスでの話であり、50ピンのSCSIのような8ビットバスのデバイスではバス変換などを介さない限り、その速度を活かすことはできない[1]

出典

  1. ^ a b 畑 陽一郎 「98が抱える三つの弱点 バスが遅い, NESAが遅い, そしてSCSIも遅い」 日経バイト(1992年3月号) pp246-257


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