アイサ‐バス【ISAバス】
ISAバス
ISAバス
読み方:アイサバス
別名:ISA,ATバス
ISAバスとは、拡張バススロットの規格のひとつで、IBMのPC/ATに搭載されたバス規格のことである。データ転送速度は最大8Mbps。
ISAバスはAT互換機の普及に伴って普及して行き、パソコン機能拡張用スロットのデファクトスタンダードとして長らく重宝されてきた。1987年にはIEEEで正式に規格化されるに至った。ISAの名称はその際に付けられた名称であり、それ以前はATバスと呼ばれていた。
やがてパソコンで扱うデータ量が向上してくると、ISAバスは伝送速度に不足するようになった。ISAと互換性がたもたれたまま高機能化されたEISA(Extended Industrial Standard Architecture)や、PCI(Peripheral_Component_Interconnect)規格などが登場し、徐々にISAに取って代わっていった。現在ではPCI規格が標準的に用いられている。
IEEE: | IEEE 802.11 IEEE 802.3 IEEE802.3標準 ISAバス IEEE 802.15.4 IEEE 802.20 LEAP |
Industry Standard Architecture
(ISAバス から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/29 17:00 UTC 版)
Industry Standard Architecture(インダストリ スタンダード アーキテクチャ、通常ISA(アイ・エス・エー/アイサ[1]、日本では「イサ」とも[1])と略される)は、1984年に発売されたIBM PC/ATに搭載されたバス(通称ATバス)を、1988年に標準化したものである。
- ^ a b 戸根勤『マスタリングTCP/IPネットワーク用語事典』オーム社、2002年、424頁。ISBN 4-274-06496-4。
- ^ PC/ATで割り込みコントローラが追加された関係で、オリジナルのXTバスではIRQ 2になっているB4番の信号線がISAバス(16ビット・8ビットとも)ではIRQ 9になっている。
- 1 Industry Standard Architectureとは
- 2 Industry Standard Architectureの概要
- 3 経緯
- 4 関連項目
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