NDYAGレーザー

実用日本語表現辞典

ネオジムヤグレーザー

別表記：Nd:YAGレーザー、ネオジウムヤグレーザー
英語：Nd:YAG laser

YAG（イットリウム、アルミニウム、ガーネット）にネオジムを添加した結晶を媒体として用いた固体レーザーのこと。医療や工業などの分野で用いられている。医療用レーザーとしては、エルビウムヤグレーザーが骨や歯などの硬組織に主に用いられるのに対して、ネオジムヤグレーザーは皮膚や筋肉などの軟組織に対して主に用いられている。

（2014年3月7日更新）

デジタル大辞泉

ネオジムヤグ‐レーザー【Neodym-YAG laser】

読み方：ねおじむやぐれーざー

YAGレーザーの一種。イットリウムとアルミニウムの複合酸化物からなるガーネット構造の結晶を製造する際に、ネオジムを添加した結晶を使用する。産業用、医療用レーザーとして広く利用される。Nd：YAGレーザー。

ウィキペディア

Nd:YAGレーザー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/10/17 10:24 UTC 版)

Nd:YAGレーザー（ねおじむやぐれーざー）、はYAGの結晶を製造する過程でイットリウムを数%のネオジム（元素記号Nd）でドープ（添加）した結晶を用いるYAGレーザーのことである。研究開発、産業用、医療用レーザーとして最も多く用いられている。中心周波数はλ=1064nm