M16シリーズとの差異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/17 09:13 UTC 版)
「CQ 311」の記事における「M16シリーズとの差異」の解説
外見上、CQシリーズはM16シリーズとほとんど同様だが、細部に違いが見られる。もっとも特徴的な箇所は、ハンドガードやストックの形状、湾曲したピストルグリップ、覆い付の照星であろう。いずれのCQシリーズもアメリカ軍でM16A2以前に使用されていたM193弾あるいは中国製コピーのCJ弾の射撃に適した1:12ライフリングを施されており、これはスポーツ用や狩猟用に市販されている各種の.223レミントン弾など、最大55グレーンの弾頭を使用する事ができる。 5.56x45mm NATO弾(米軍名称M855弾またはSS109弾)を装填することもできるが、決して適した装弾とは言えない。M855弾の場合、弾頭重量が62グレーンなので1:9ライフリングないし1:7ライフリングを最適とするのである。NATO弾を使用した場合でも安全に射撃を行えるが、発射された弾頭が不安定に回転して側面から着弾する、いわゆる「キーホール」の状態になりやすい。
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