リショルムコンプレッサー
緩いピッチの凹山ローブと凸山ローブをもつ2本のスクリュー状のローターが噛み合いながら回転し、手前で吸入した空気を螺旋状の溝内で圧縮して他端に吐出する形式の圧縮機。2本のローターはタイミングギヤを介して、非接触のまま微小間隙を保って回転する。高精度の製作技術を要するが、圧力変動が少なく高い効率をもつ。リショルムの名称は、考案者のリースホルム(スウェーデン)を英語読みしたものであるが、ねじ形のローターを使うのでスクリュータイプ圧縮機とも呼ばれる。また、リースホルムの発明をスウェーデンのSRM社が実用化したところから、SRM圧縮機とも呼ばれる。
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