JIIAコメンタリーに端を発する論争
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「古森義久」の記事における「JIIAコメンタリーに端を発する論争」の解説
2006年(平成18年)8月、外務省管轄下にある財団法人日本国際問題研究所のホームページにJIIAコメンタリーとして掲載された玉本偉論文 について、古森が問題と考える点(日本政府から資金を得て運営されているJIIAが時の日本政府の政策方針を批判したこと等)を産経新聞紙面にて公開質問状 の形で指摘した。結果、研究所は、理事長名で当該論文の問題点、編集体制の杜撰さを認め、「厳しく反省」し「編集体制を一新する」と表明し、JIIAコメンタリーの刊行を中止し、バックナンバー の公開も中止した。 一方で、ワシントン・ポストに、この古森の行為が「ジャーナリストとしてあるまじきもの」とする執筆者論文が掲載された。 産経新聞は、2006年(平成18年)9月18日付産経抄において、かつての「教科書誤報事件」を思い起こさせるものであると評し、古森がワシントンポストに送った反論をポスト紙が未だ掲載しないことに「言論の自由」との関連で疑問を呈した。古森の反論は、産経新聞による再度の催促ののち、2006年11月11日付のワシントン・ポストに掲載された。 新聞紙面の議論と並行して、ネット上ではNBR JAPAN FORUM、古森のブログ およびクレモンスのブログである The Washington Note にて論争 が継続されていたが、ワシントンポストが古森反論を掲載したのと前後して収束している。
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