ISO_9126とは? わかりやすく解説

ISO/IEC 9126

(ISO_9126 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/25 09:29 UTC 版)

ISO/IEC 9126 は、ソフトウェア品質の評価に関する国際規格である。同じ概念についての新たな規格策定事業 SQuaRE(Software Quality and Evaluation) により、ISO/IEC 25000:2005 に置換した。 ISO/IEC 9126は、「品質モデル; quality model」、「外部測定法; external metrics」、「内部測定法; internal metrics」、「利用時品質測定法; quality in use metrics」の4つの部分から成る。 品質モデルは ISO/IEC 9126-1で規定しており、ソフトウェア品質を次のように構造的に定義した。 JISでは、ソフトウェア製品の品質に関わるJIS X 0129群と、ソフトウェア製品の評価に関わるJIS X 0133群とに分かれている。 JIS X 0133-1は、JIS X 0129-1よりも広く、評価支援、評価プロセス、内部測定法、外部測定法、利用時の品質を扱っている。 JIS X 0133-1:1999はISO/IEC 14598-1:1998の翻訳規格である。


  1. ^ 2010年以前の版では「Software product Quality Requirements and Evaluation (SQuaRE)」


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ISO 9126

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 00:43 UTC 版)

ユーザビリティ」の記事における「ISO 9126」の解説

ISO 9126は、ソフトウェア品質に関する規格であり、品質特性機能性 (functionality)、信頼性 (reliability)、使用性 (usability)、効率性 (efficiency)、保守性 (maintenability)、移植性 (portability) に分けている。その中でユーザビリティ使用性として、理解性 (understandability)、習得性 (learnability)、操作性 (operability) から構成される概念となっている。品質特性定量的把握できることを重視されるため、ここでのユーザビリティ概念定義として十分なものにはなっていない。つまり、ISO 9126はソフトウェア品質について、その多様な側面網羅したものになっているが、ユーザビリティの定義は必ずしも厳密ではなく、現在は次に述べISO 9241-11の定義の方が一般的に利用されている。

※この「ISO 9126」の解説は、「ユーザビリティ」の解説の一部です。
「ISO 9126」を含む「ユーザビリティ」の記事については、「ユーザビリティ」の概要を参照ください。

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