ISAバスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > ISAバスの意味・解説 

アイサ‐バス【ISAバス】

読み方:あいさばす

ISA busPC/AT互換機使用されている16ビット幅の外部拡張バス最大データ転送速度は4MB。16ビットCPUである80286前提設計されているため、現在では拡張ボード接続にはPCIバス利用主流になっているATバス


ISAバス

フルスペル:Industrial Standard Architecture bus
読み方アイサバス
別名:ISAATバス

ISAバスとは、拡張バススロットの規格のひとつで、IBMPC/AT搭載されバス規格のことである。データ転送速度最大8Mbps。

ISAバスはAT互換機普及伴って普及して行きパソコン機能拡張スロットデファクトスタンダードとして長らく重宝されてきた。1987年にはIEEE正式に規格化されるに至ったISAの名称はその際に付けられた名称であり、それ以前ATバス呼ばれていた。

やがてパソコンで扱うデータ量向上してくると、ISAバスは伝送速度不足するようになったISA互換性がたもたれたまま高機能化されたEISAExtended Industrial Standard Architecture)や、PCI(Peripheral_Component_Interconnect)規格など登場し徐々にISAに取って代わっていった。現在ではPCI規格標準的用いられている。

接続インターフェースのほかの用語一覧
IEEE:  IEEE 802.11  IEEE 802.3  IEEE802.3標準  ISAバス  IEEE 802.15.4  IEEE 802.20  LEAP

Industry Standard Architecture

(ISAバス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/23 08:27 UTC 版)

Industry Standard Architecture(インダストリ スタンダード アーキテクチャ、通常ISA(アイ・エス・エー/アイサ[1]、日本では「イサ」とも[1])と略される)は、1984年に発売されたIBM PC/ATに搭載されたバス(通称ATバス)を、1988年に標準化したものである。


  1. ^ a b 戸根勤『マスタリングTCP/IPネットワーク用語事典』オーム社、2002年、424頁。ISBN 4-274-06496-4
  2. ^ PC/ATで割り込みコントローラが追加された関係で、オリジナルのXTバスではIRQ 2になっているB4番の信号線がISAバス(16ビット・8ビットとも)ではIRQ 9になっている。


「Industry Standard Architecture」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ISAバス」の関連用語

1
バス規格 デジタル大辞泉
94% |||||




5
56% |||||


7
PCIバス デジタル大辞泉
56% |||||

8
アイ‐ディー‐イー デジタル大辞泉
56% |||||



ISAバスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ISAバスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
アライドテレシス株式会社アライドテレシス株式会社
Copyright(c)2024 Allied Telesis K.K. All Rights Reserved.
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2024 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリISAバスの記事を利用しております。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのIndustry Standard Architecture (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS