HICASのその後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 09:43 UTC 版)
スポーツカーやセダンのみならず、トレッドに対し重心位置が高めとならざるを得ないミニバンにも採用され、1991年発売のセレナ(C23型系) / ラルゴ(W30型系)にもオプション設定されていた。セレナの2WD (FR)最上位グレードとなるPXまたはGX(年式により名称が異なる)には、メーカーオプションの「ツーリングパック」にSuper HICASが設定されていた。 R34型系までスカイラインでは、GT-Rおよびターボ車に電動SUPER HICASが装備されていたが、V35型系では商品コンセプトが異なることや、FMプラットフォームの優秀性を示すためもあり、採用されていない。同じFR-Lファミリーでは車重の大きいステージアのターボモデルのみに搭載されている。 2004年10月に発売されたフーガでは、新たにリアアクティブステアと名称を変えて搭載された。後に、フロントもアクティブに操舵を支援する4輪アクティブステアがV36型系スカイラインに搭載されたが、後輪を操舵させる4WASリアアクチュエーターは電動SUPER HICASと同じくハイポイドギアを使ったものである。
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