G.729とは? わかりやすく解説

G.729

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 05:16 UTC 版)

G.729 は、人の声を対象とした音声圧縮アルゴリズムであり、パケット化されたデジタル音声を10ミリ秒の遅延で圧縮する。音楽や DTMF トーンは、RFC 2833 で規定されている RTP Payload for DTMF Digits, Telephony Tones and Telephony Signals を使う場合のみ、このコーデックで確実に転送できる。しかし 14,400 bit/s の標準の G3 ファックスは G.720 コーデックでは確実な転送は期待できず、VoIP では通常 G.711 を使う。ネットワーク負荷が高く、パケット喪失が発生した場合、アナログのファックスは信頼できなくなる。この解決策として T.38 ファックスが提案されている。


  1. ^ SIPRO Lab Telecom Website”. 2012年12月25日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2009年6月11日閲覧。
  2. ^ https://www.mgraves.org/2017/03/its-official-the-patents-on-g-729-have-expired/


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