インターネット‐でんわ【インターネット電話】
インターネット電話(いんたーねっとでんわ)
利用者は、近くの中継点まで通常の電話回線を使えば、相手の中継点まではインターネット通信網で音声が伝わり、電話で相手と話すことができる。通常の電話と同じように使え、通話料が安く抑えられるというメリットがある。
インターネットを使って、メールを送ったり、ホームページを見たりするには、プロバイダなどのアクセスポイントまでの接続料金を支払うだけで、世界中のサーバにアクセスすることが可能だ。インターネット電話も同様で、中継点への接続料だけで長距離通話や国際通話ができるようになる。
専用のソフトウェアをインストール(導入)してパソコンで使うタイプから、一般回線電話でつなぐタイプまであり、今後の展開が期待される。
1996年に国内電話、その翌年には国際電話のインターネット化が解禁され、いち早くAT&Tの日本法人などが参入した。しかし、当時は回線速度が遅く、通話中の雑音が気になるなど品質の悪さが目立っていた。
通信の高速・大容量化が進んだ現在では、通話品質は格段に向上している。マイラインの導入を前にして、電話各社は顧客の囲い込みに躍起となっているが、インターネット電話技術により格安な料金を設定したフュージョン・コミュニケーションズが善戦しているようだ。
(2001.04.17更新)
インターネット電話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/28 06:08 UTC 版)
インターネット電話(インターネットでんわ、英: Internet phone)は、インターネット通信網を利用して音声メッセージをやり取りするサービス[1]。
- ^ a b c 高橋敏信. “普及が進むIP電話と通信産業への影響力”. ニッセイ基礎研究所 REPORT 2002.6. 2021年2月23日閲覧。
- ^ a b c d 田中啓之「IP電話の規律の在り方」『メディア・コミュニケーション』第54号、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所、2004年3月、127-136頁、ISSN 13441094、NAID 120005844602、2021年7月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 永井武, 河原和好, 古泉友幹「通信行政の護送船団方式をくずしたIP電話技術とその普及」『新潟国際情報大学情報文化学部紀要』第8号、新潟国際情報大学情報文化学部、2005年3月、221-239頁、ISSN 1343490X、NAID 110004597753、2021年7月20日閲覧。
- ^ a b “アナログ電話相当の機能を有するIP電話用設備に係る現行技術基準”. 総務省. 2015年10月12日閲覧。
- 1 インターネット電話とは
- 2 インターネット電話の概要
- 3 主要アプリケーション
- 4 関連項目
インターネット電話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 19:26 UTC 版)
パケット通信を利用して3G回線やWiFiネットワークなどで利用できるインターネット電話(VoIP)で、パケット定額制といったサービスに加入していれば通話料金を課されることなく無制限に音声通話が可能である(注意点についてはパケ死を参照)。 電話番号がそのままユーザーIDとなるため、アカウントの登録やログインをすることなくViberユーザー同士で通話・メッセージ送受信が可能で、先行してリリースされていたSkypeより優れている と評された。また、アプリを起動(常駐)していない状態からでもサーバーからのプッシュ通知を受けてアプリ起動させて通話開始が可能であり、競合サービスよりもバッテリーの消費を抑制できる効果も有している。 バージョン4.1からは、App StoreやGoogle Playを介してのアプリ内課金にてプリペイドすることで通話料金に充てる仕組み の、固定電話と携帯電話向け有料通話機能「Viber Out」が追加された。なお、換算の際はセントで行われることから日々の為替レートが影響し増減が生じるものの、円にして1分あたりの料金は固定電話通話が約2円、携帯電話通話が約15円でスタートしたことで、安価な通話アプリと評された。楽天によるViber買収が発表された2014年2月14日からは、Viber Outによる固定電話への無料通話と携帯電話への1分あたり約10円とする日本市場向けの期間限定プロモーションが行われている。 バージョン4.2からはブロックリスト(迷惑な電話番号や連絡先からの遮断)に対応した。 バージョン5.0からスマートフォン版からもビデオ通話ができるようになった。
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