DNSラウンドロビン
【英】DNS round robin
DNSラウンドロビンとは、インターネット通信においてドメイン名とIPアドレスを相互変換する装置であるDNS(Domain Name System)を応用して、アクセスの多いサーバーへの負荷を分散する手法のことである。
ひとつのドメイン名に対して複数のIPアドレスをあらかじめ割り当てておき、クライアント(ユーザー)が同じドメイン名を用いてアクセスするたびに、ホスト(DNS)は異なるIPを持つサーバーにアクセス先を順番に割り振ってゆく。この方式を用いることで、ドメイン名は同一性を保持したままでサーバーコンピューターのアクセス集中によるトラブルを防ぐことができる。
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DNSラウンドロビン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/01 07:10 UTC 版)
DNSラウンドロビン (DNS round robin)とは、一つのドメイン名に複数のIPアドレスを割り当てる負荷分散技術の一つである。
- ^ RFC3484の「6.Destination Address Selection」→「Rule 9」を参照。
- ^ Windows Vista and Windows Server 2008 DNS clients do not honor DNS round robin by default - Microsoft KnowledgeBase
- ^ GETADDRINFO - Linux Programmer's Manual (3)
- ^ 知ってますか? DNSの浸透問題や親子同居問題、検閲の影響 - @IT・2012年9月7日
- ^ DNS ラウンドロビンのすすめ - その3 - JWord 開発者ブログ
- 1 DNSラウンドロビンとは
- 2 DNSラウンドロビンの概要
- 3 関連項目
DNSラウンドロビン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 14:40 UTC 版)
「Fully Qualified Domain Name」の記事における「DNSラウンドロビン」の解説
詳細は「DNSラウンドロビン」を参照 DNSラウンドロビンとは、一つのFQDNを複数のホスト(≒IPアドレス)に対応させて毎回違うIPアドレスを返答するようにした技術である。一見意味不明な技術であるが、慎重に計画した上で実施すれば有効な負荷分散となる。例えるなら、会社に届いた郵便物の宛先が「経理ご担当者様」となっていたとしても、実際に経理課の誰が読むかはわからない(が誰が読んでも問題は起こらないようになっている)ような状態である。 特にアプリケーションサーバにおけるWebサーバ層で威力を発揮する。
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