定数
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 14:30 UTC 版)
数学における定数(ていすう、じょうすう、英: constant; 常数)あるいは定項 (constant term) は、二つの異なる意味を示し得る。そのひとつは固定 (fix) され[注釈 1]、矛盾なく定義された数(またはもっとほかの数学的対象)であり、この意味で言う定数であることをはっきりさせるために「数学定数」(あるいは「物理定数」もそうだが)という語を用いることもある。もう一つの意味は、定数函数またはその値(これらはふつうたがいに同一視される)を指し示すもので、この意味での「定数」は扱う問題における主変数に依存しない変数という形で表されるのが普通である。後者の意味での例として、積分定数は、与えられた函数の原始函数をすべて得るために特定の原始函数に加えられる、任意の(積分変数に依存しないという意味での)定数函数を言う。
- ^ Foerster, Paul A. (2006). Algebra and Trigonometry: Functions and Applications, Teacher's Edition (Classics ed.). Upper Saddle River, NJ: Prentice Hall. ISBN 0-13-165711-9
- ^ Arndt, Jörg; Haenel, Christoph (2001). Pi – Unleashed. Springer. p. 240. ISBN 978-3540665724
const
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「キーワード (C++)」の記事における「const」の解説
詳細は「const」を参照 Cの書き換え不能という意味に加え、定数の意味が加わっている。具体的にはCと違いブロックスコープにない場合、定数扱いとなり、externを指定しない限り内部結合になる。プリプロセッサによるマクロの代替的手段になる。 const int N = 16;int Array[N]; このコード片で、CではNが定数ではないのでArrayの宣言はエラーになる。C99でもグローバル変数は可変長配列にできないのでやはりエラーになる。クラス内では、整数型をstatic constで修飾するとクラススコープの定数の定義になる。詳しくはstaticを参照のこと。
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