AMO指数とその変化とは? わかりやすく解説

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AMO指数とその変化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/19 00:49 UTC 版)

大西洋数十年規模振動」の記事における「AMO指数とその変化」の解説

AMOの状態を客観的に評価するため、AMO指数というものが算出されている。北大西洋表面海水温SST)の平年値との差から算出している。指数が負のときは海水温低く、正のときは高い。地球温暖化による線形変化影響取り除かれているが非線形変化取り除くのが難しいため、多少誤差生じうるとされるAMO指数変化は、北大西洋熱塩循環との関連が深いとされる。ただし信頼性の高い海洋観測データはあまり多くないため、不確実性は残る。 またAMO指数変化北半球多く地域気温降水量、特に北アメリカヨーロッパの夏の気候ブラジル北東部サヘルなどに関連性がある。 アメリカではAMO指数が正のとき中西部南西部旱魃頻度継続期間増し、負のときは逆になるダストボウルなどの歴史的旱魃多くは、AMO指数が正の時に起きている。またフロリダ州太平洋岸北西部ではこの逆で、指数が正の時に降水量多くなる大西洋赤道域の海水温とこの海域ハリケーン発達に関して多く議論があるが、意見分かれるところである。

※この「AMO指数とその変化」の解説は、「大西洋数十年規模振動」の解説の一部です。
「AMO指数とその変化」を含む「大西洋数十年規模振動」の記事については、「大西洋数十年規模振動」の概要を参照ください。

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