3代目ドクターとの遭遇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 19:10 UTC 版)
「マスター (ドクター・フー)」の記事における「3代目ドクターとの遭遇」の解説
ロジャー・デルガードが演じたマスターは“Terror of the Autons”で初登場を果たし、ネスティーン意識体と手を組んで彼らの地球侵略を手助けした。3代目ドクターが最後にマスターに計画を止めるよう説得すると、マスターは自身のターディスに乗って逃亡したが、ドクターによりターディスの非物質化回路を奪われ機能不全に追い込まれた。 クラシックシリーズのシーズン8ではマスターはメインキャラクターとなっている。“The Mind of Evil”では、第五次世界大戦の引き金となる神経ガスミサイルの発射を画策した後、ターディスの回路をドクターから奪還した。“The Claws of Axos”で地球侵攻を企て、“Colony in Space”で2472年に惑星ユクサリウスの終末兵器を使って銀河系を人質にしようとして失敗した後、“The Dæmons”でエイリアンのアザルによるマスターへの力の供給をジョー・グラントにより阻止され、UNITにより地球で囚われの身となった。 “The Sea Devils”でマスターはイングランドの海岸沿いの監獄島から脱獄する。彼は監獄の管理者であるトレンチャード大佐に対して HMS Seaspite から電子機器を盗むよう説得し、それを用いて地球の先住民族のレプティリアンであるシーデビルとコンタクトを取り、人類から地球を取り戻す手助けを打診した。彼はドクターも説得してシーデビルを数百万年の眠りから解放する装置の開発を手伝わせるが、ドクターは装置に負荷をかけて故障させ、シーデビルの基地を破壊して彼らと人類の戦争を未然に防いだ。マスターはホバークラフトで後に脱出した。この話において、マスターがかつてはとても良い友人だったとドクターは語った。 マスターとしてのデルガードの最後の登場は“Frontier in Space”であり、マスターはダーレク族とオグロン族とともに人類とドラコニアン帝国の間で戦争を起こそうと暗躍していた。計画は失敗し、マスターはドクターを撃って逃亡した。 デルガードはシーズン11のフィナーレ“The Final Game”で再登場を果たす予定だったが、1973年に彼が交通事故で死亡し、この物語は撮影されなかった。
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