1990年代の京大
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/02 04:39 UTC 版)
「京都大学ギャングスターズ」の記事における「1990年代の京大」の解説
1988-1989年と2年連続で優勝を逃がした京大だが、1990-1992年にはリーグ戦3連覇を達成する。これは関学のリーグ戦34年連続優勝(1948 - 1982年)以来の快挙であった。ただし、1991年は関学と同率優勝であり、プレーオフに敗戦し甲子園ボウル出場はならなかった。 1994年には立命館に敗れ、立命館の初優勝を許した京大であったが、1995年には最終節全勝対決の立命館戦に勝利し、3年振りの優勝を遂げる。立命館はQB東野稔を擁し下馬評は高かったものの、京大は伊藤重将主将を中心とした強力な守備で対抗。クイックパント等の奇策も功を奏した。最後は東野がゴール前2ヤードまで攻め込むが、京大守備は最後までエンドゾーンを割らせなかった(京大7-3立命館)。この立命館との対戦は1990年代の名勝負の一つとしてファンに記憶されている。この年京大は甲子園ボウルでは法政を下し、ライスボウルでは松下電工インパルス(現パナソニック電工インパルス)を下して通算4度目の日本一に輝いた。この4度のライスボウル優勝は日大と並ぶ当時の最多タイ記録であった。 1996年には、関学、立命館とともに6勝1敗で並び、リーグ史上初の3校同時優勝となった。トーナメント方式で争われたプレーオフでは、京大は準決勝の勝利校・立命館と対戦。リーグ戦でも立命館を破っていた京大は、プレーオフでも立命館を下して、甲子園ボウル出場を決めた。甲子園ボウルでは法政大学を下して2年連続学生日本一となったものの、ライスボウルではリクルートシーガルズ(現オービックシーガルズ)に敗れ、5度目の日本一には届かなかった。
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