15cm sFH18とは? わかりやすく解説

15cm sFH 18

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/15 03:21 UTC 版)

15cm sFH 18(ドイツ語:15 cm schwere Feldhaubitze 18)とは、戦間期のドイツが開発した重榴弾砲である。


注釈

  1. ^ 日本側は15cm sFH 18とは別の火砲として扱っている。因みに両砲の弾量は42kgと、15cm sFH 18の43.5kgよりやや軽量[1]牽引車にはHenschel Type 33を使用。
  2. ^ トロムドルフ弾と称するラム・ジェット補助推進弾も試作されたが、命中精度の問題で実戦投入されなかった[2]
  3. ^ 同社による15cm sFH 43と混同している書籍[3]もあり、注意が必要である。
  4. ^ 15cm sFH 18Mではマズルブレーキの重量も加わる。
  5. ^ 3,280kgとする説も有る。
  6. ^ 5,680kgとする説も有る。
  7. ^ 5,660kgとする説も有る。
  8. ^ 表の数値は放列砲車全備重量5,086.1kgと前車重量810kgを合計した全備重量[11]。放列砲車重量は5,500kg、接続砲車重量は6,415kgである[1]
  9. ^ 表の数値は接続砲車重量。放列砲車重量は5,200kgである[1]
  10. ^ 最大射程は1300m。
  11. ^ 最大射程は800m。

出典

  1. ^ a b c d e 陸軍技術本部第二部『各国15糎級榴弾砲概説』アジア歴史資料センター, Ref:A03032168600
  2. ^ イアン・V・フォッグ/著, 小野佐吉郎/訳『GUNS Ballantine's lllustrated History of World War II』サンケイ出版, 1972年
  3. ^ 広田厚司『ドイツの火砲 制圧兵器の徹底研究』光人社NF文庫, 2002年
  4. ^ 独国大使館付武官『火砲購入に関する件』アジア歴史資料センター, Ref:C04122647900
  5. ^ 独国大使館付武官『火砲購入に関する件』アジア歴史資料センター, Ref:C04122532500
  6. ^ 陸軍省『牽引砲諸元表』アジア歴史資料センター, Ref:A03032115200
  7. ^ 陸軍技術本部第一部第三科調『支那事変押収火砲に就て 昭和14年8月 8 野戦重砲』アジア歴史資料センター, Ref:C11110721600
  8. ^ 波集団兵器実験隊『獨式ボツホース15糎長榴弾砲研究計画』アジア歴史資料センター, Ref:C13031827900
  9. ^ 陸軍技術本部長 多田禮吉『押収火砲属品下付の件』アジア歴史資料センター, Ref:C01007211800
  10. ^ 陸軍技術本部第一部第三科調『押収兵器種別数量表目次』アジア歴史資料センター, Ref:C11110721800
  11. ^ 陸軍技術本部/調整, 第一陸軍技術研究所/改訂『ラ式十五糎榴彈砲說明書 附 試製二十糎臼砲說明書』アジア歴史資料センター, Ref:A03032170600


「15cm sFH 18」の続きの解説一覧

15cm sFH 18

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 07:45 UTC 版)

鋼鉄の虹 パンツァーメルヒェンRPG」の記事における「15cm sFH 18」の解説

主力野砲150ミリ/30口径榴弾砲である。限られたグリューネラントの工業力はイェーガー装甲車両生産に軸を置いているので、砲兵器は全てドイツからの輸入砲に頼っている。

※この「15cm sFH 18」の解説は、「鋼鉄の虹 パンツァーメルヒェンRPG」の解説の一部です。
「15cm sFH 18」を含む「鋼鉄の虹 パンツァーメルヒェンRPG」の記事については、「鋼鉄の虹 パンツァーメルヒェンRPG」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「15cm sFH18」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「15 cm sFH 18」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「15cm sFH18」の関連用語

15cm sFH18のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



15cm sFH18のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの15cm sFH 18 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの鋼鉄の虹 パンツァーメルヒェンRPG (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS