10式装弾筒付翼安定徹甲弾とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 10式装弾筒付翼安定徹甲弾の意味・解説 

10式装弾筒付翼安定徹甲弾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 04:58 UTC 版)

10式戦車砲」の記事における「10式装弾筒付翼安定徹甲弾」の解説

10式120mm装弾筒付翼安定徹甲弾は、10式戦車砲専用開発され徹甲弾APFSDS)である。試作時の計画名は徹甲弾III型であり、設計および発射体製造ダイキン工業発射薬製造旭化成ケミカルズ火工品作業および最終組立中国化薬担当していた。 同弾では、弾心材料の高強度化と弾心形状の高L/D化を図ることで、威力向上を達成している。しかし高L/D飛翔体一般的に命中精度悪化する傾向があり、貫徹威力命中精度両面満足させることは非常に困難であることから、同弾の設計にあたっては、飛翔体空力設計綿密に検討するとともに射撃時の砲身挙動考慮して砲内での弾丸挙動安定させるための設計実施された。また装弾筒軽量化による弾心の初速アップ図られている。 これらの施策により、射距離2キロでの貫徹力はRHA換算で548ミリ達しているものと推算されている(弾長を主とした推算であり、下限値に近いものであることには留意が必要)。なお、90式使用されるAPFSDS弾であるJM33のオリジナルにあたるDM33貫徹力は、同条件448ミリとされる

※この「10式装弾筒付翼安定徹甲弾」の解説は、「10式戦車砲」の解説の一部です。
「10式装弾筒付翼安定徹甲弾」を含む「10式戦車砲」の記事については、「10式戦車砲」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「10式装弾筒付翼安定徹甲弾」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「10式装弾筒付翼安定徹甲弾」の関連用語

10式装弾筒付翼安定徹甲弾のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



10式装弾筒付翼安定徹甲弾のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの10式戦車砲 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS