レーザートリミング
レーザートリミング
レーザー光を使って、鋼板、プラスチックおよびその複合材料などを任意の形状に溶断すること。代表的な例は、自動車の試作段階において、鋼板からブランク材を切り出し、プレス成形後外周の不要部分を溶断したり、穴あけすることである。このメリットは、試作段階においてトリミング用の金型をつくる必要がないのでコストダウンできるだけでなく、試作期間の短縮にもつながる。量産段階でも、数の少ない部品のトリミングや穴あけに使われる。切断面が平坦な場合は炭酸ガス切断装置が使われるが、凹凸の激しい場合はYAGレーザーが効果的に使われる。同様の用途はプラスチック成形品や内装材の切断にもある。
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