朽葉
黄枯茶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/15 13:58 UTC 版)
時代が下って、江戸時代の染色に関する文献の中に、黄色に染めた布の上に薄い藍を重ねて染める「黄枯茶」という色の別名として「朽葉」が登場する。日本永代蔵にもこちらの「朽葉」が登場しており、どうやら当時は女性の着物の地色として比較的よく使われていたらしい。この緑褐色や、現在の朽葉色は単に「朽葉」という名から連想されたもので、平安の黄赤系の「朽葉」とは別系統の茶褐色である。
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