白きょう病菌とは? わかりやすく解説

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白きょう病菌,黄きょう病菌

和名:白きょう病菌,黄きょう病菌
学名Beauveria bassiana
    
分布全世界
 
写真(上):Beauveria bassiana感染したマツノマダラカミキリ成虫
写真(下):Beauveria bassiana分生子形成構造
説明
硬化病菌類一種。ごく普通種で,寄主は主に鱗翅目鞘翅目および半翅目であるが,双翅目膜翅目感染するものもあり,その寄主範囲は広い。カイコ重要な病原菌にもなっている。また,マツカレハなどに流行病引き起こすこともある。寄主体表に白から淡黄色分生子形成するので,白きょう病または黄きょう病と呼ばれる分生子は亜球形(2〜3×2.02.5μm)。多く系統があり,病原力や,寄主範囲肉眼的な分生子の色などが異なる。本各国害虫微生物防除用いられており,我が国も本マツノザイセンチュウベクターであるマツノマダラカミキリ防除用いるための研究進められている。
Beauveria bassiana に感染したマツノマダラカミキリ成虫

Beauveria bassianaの分生子形成構造





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