鶴の舞橋

デジタル大辞泉

つるのまい‐はし〔つるのまひ‐〕【鶴の舞橋】

読み方：つるのまいはし

青森県西部の津軽富士見湖に架かる橋。日本一長い木製の三連太鼓橋で、全長300メートル、幅3メートル。鶴が羽を広げたようなアーチ形をしている。

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鶴の舞橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/29 15:52 UTC 版)

鶴の舞橋
鶴の舞橋と岩木山
情報
用途	観光名所・地域のシンボル
設計者	冨田秀雄
建築主	農林水産省
事業主体	青森県 北土地改良事務所
管理運営	鶴田町
構造形式	三連太鼓橋
状態	改修工事中
高さ	湖底面より8メートル
着工	1991年10月
竣工	1994年7月
開館開所	1994年7月8日
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鶴の舞橋（つるのまいはし）は、青森県北津軽郡鶴田町に存在する木造橋。全長は300メートルあり、三連太鼓橋の木橋としては日本最長とされる^[1]。「津軽富士見湖」の異名のある貯水池、廻堰大溜池（まわりぜきおおためいけ）に架けられている^[1]。1991年に着工し、1994年7月8日に開通した^[2]。

デザイン

春に撮影された鶴の舞橋

鶴の舞橋は、廻堰大溜池の自然環境や景観に最も融和するよう「周囲の山並みの連なり」を感じさせ、また「鶴が羽ばたくイメージ」を抱かせるよう設計されている。高欄の柱頭には、鶴の絵を装飾した銅板が用いられ、更に高欄に設置された110基照明器具は、ライトで蛍が飛び交う光景をイメージさせ、優雅な木造橋を夜の湖面に映し出すようデザインされている^[3]。

構造

使用材料は橋脚を含め全て青森県産のヒバで、総材は700平方メートルに及ぶ。橋脚には直径30 - 35センチメートル・樹齢150年以上親柱には直径60センチメートル・樹齢400年以上のヒバ材が使われている^[3]。橋脚の中心間隔は5メートルで、100メートル単位のアーチ状の太鼓橋三連により形成されている^[3]。

橋の名称

末長く多くの人々に親しまれるようにという目的で県内公募の中から「鶴の舞橋」と名付けられた^[4]。

改修工事

架橋から30年近くが経過して老朽化が進んだため、令和5年度 - 7年度（2023年度 - 2025年度）にかけて改修工事が実施されている（2026年3月完工予定）^[2]。

脚注

[脚注の使い方]

1. ^ ^{a b} “鶴の舞橋”. 鶴田町. 2024年7月20日閲覧。
2. ^ ^{a b} 「鶴の舞橋」大規模改修特設サイト
3. ^ ^{a b c} 鶴の舞橋立て看板^{[要文献特定詳細情報]}
4. ^ 富士見湖パーク立て看板^{[要文献特定詳細情報]}

外部リンク

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