鴨長明とは? わかりやすく解説

かも‐の‐ちょうめい〔‐チヤウメイ〕【鴨長明】

読み方:かものちょうめい

[1155〜1216]鎌倉前期歌人通称大夫。名は「ながあきら」とも読む。京都下鴨神社禰宜(ねぎ)の家に生まれ、のちに社司推挙されたが実現せず失意のうちに出家山城国日野外山(とやま)に方丈の庵(いおり)を結び、隠遁生活送った。著「方丈記」「発心(ほっしん)集」「無名抄」など。


鴨長明

作者佐藤春夫

収載図書定本 佐藤春夫全集 第10巻 創作 8
出版社臨川書店
刊行年月1999.4


鴨長明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/28 04:14 UTC 版)

鴨 長明(かも の ちょうめい、かも の ながあきら)は、平安時代末期から鎌倉時代前期にかけての日本歌人随筆家。俗名は同じだが「読み」がかも の ながあきら禰宜・鴨長継の次男。位階従五位下。法名は蓮胤南大夫、菊大夫とも称される。後の「菊家」との関連の外、「南大夫」の誤記に由来する可能性も指摘されている[1]


  1. ^ 今村みゑ子「鴨長明の通称「南大夫」・「菊大夫」をめぐる」(『飯山論叢』19巻1号、2002年)111-83
  2. ^ 『勅撰作者部類』
  3. ^ 賀茂神社を流れる鴨川の支流を指すともいわれる。上皇も行幸される賀茂神社の「御川」と表記される場合もあり。(浅見和彦「方丈記と鴨長明の人生」)
  4. ^ 「カラー版 方丈記・伊勢記」(おうふう)ISBN 978-4-273031596 など。
  5. ^ 方丈の庵跡京都観光Naviオフィシャルサイト(2018年7月10日閲覧)
  6. ^ 下鴨神社/河合神社(2018年7月10日閲覧)
  7. ^ え〜な恵那/東海自然歩道(恵那市観光協会)2018年7月10日閲覧


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