駿河雛人形
駿河雛人形 |
するがひなにんぎょう |
人形 |
雛人形、煉天神(ねりてんじん)、時代人形 |
駿河雛人形のルーツをたどると、「桐塑(とうそ)」による煉天神にその始まりを見ることができます。美濃から土細工師を呼び寄せて土人形を作り出したのが始まりとされています。その後衣装を着せた天神が作られるようになり、1853年作のものが現在まで残っています。江戸末期には衣裳着天神(いしょうぎてんじん)が作られていました。 |
静岡県 |
平成6月4月4日 |
雛人形の最初の工程である胴作りと、布地の柄や色彩等の選び方には作者の特徴が表れます。それよりもさらに作者の個性が表われる工程が、「腕折り(振付けとも言う)」です。これは雛人形作りの修行の中でも最後の工程とされ、100体並んでいても「腕折り」を見れば誰の作品かわかるほど重要なものです。 |
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