鳴子漆器とは? わかりやすく解説

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鳴子漆器

【工芸品名】
鳴子漆器
【よみがな】
なるこしっき
【工芸品の分類】
漆器
【主な製品】
盆、茶托ちゃたく)、重箱菓子器
【歴史】
江戸時代初期に、現在の宮城県鳴子町にあたる地域支配していた領主が、地元漆器職人蒔絵職人京都修行にやって、鳴子漆器の振興図ったとされています。18世紀後半書物には塗物、箸、楊枝等が産物として書かれていて、漆器鳴子の主要産物だったことがわかります
【主要製造地域】
宮城県
【指定年月日】
平成3年5月20日
【特徴】
透明な漆を使って木地木目見せる「木地呂塗(きじろぬり)」や、木地に漆を何度もふいて染み込ませ、漆の色だけを表面残して仕上げる「ふき漆仕上げ」がありますまた、独特の技法使ったものに、墨を流したような模様作り出す竜文塗(りゅうもんぬり)」がありますそのほか伝統的な塗立てぬりたて)」技術による製品には、しっとりとした美しさあります

鳴子漆器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/14 03:21 UTC 版)

鳴子漆器(なるこしっき)は、宮城県大崎市鳴子で生産される伝統工芸品漆器である。経済産業大臣および宮城県知事から伝統的工芸品として指定されている[1]


  1. ^ a b 宮城の伝統的工芸品/鳴子漆器”(宮城県)2020年1月11日閲覧。
  2. ^ 『鳴子町史下巻』, p. 510.
  3. ^ 『漆工は樹木の文化である』191頁。
  4. ^ a b c 『鳴子町史下巻』, p. 512
  5. ^ 鴇田(2013)
  6. ^ 『鳴子町史下巻』, p. 513
  7. ^ 『鳴子町史下巻』, p. 511.
  8. ^ 『鳴子町史』下513-514頁。
  9. ^ a b 『鳴子町史下巻』, p. 515-516
  10. ^ 『鳴子町史下巻』, p. 517.
  11. ^ 『鳴子町史下巻』, p. 518.
  12. ^ 『漆工は樹木の文化である』23-27頁。


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