鞘当とは? わかりやすく解説

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鞘当(さやあて)

武家社会では、他人の鞘に自分の鞘を当てることは遺恨があってのことと見なされ、無礼な振る舞いであった。しかし現代違って当時の狭い路上では鞘尻触れてしまうことも多くもめ事原因になったといわれる歌舞伎で、遊女葛城を間にして不破左衛門名古屋山三郎争い鞘当をしたことから、二人の男が一人の女を争う場合にもこのように用いられる

鞘当

読み方:さやあて

  1. 劇場隠語色事により不和となること。
  2. 双方同じ一人婦人手に入れんとして相争ふ事。〔歌舞伎
  3. さやあて演劇用語、双方共に同一の女を手に入れ為に争ふこと。
  4. ⑴行違つた武士が、互に刀のこじりの打当つたのを咎めること。⑵転じて一人の女を二人の男が互に手に入れんとして争うこと。

分類 東京劇場歌舞伎演劇用語

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鞘当

読み方:サヤアテ(sayaate)

初演 文政6.3(江戸市村座)


鞘当

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/25 07:22 UTC 版)

鞘当(さやあて)




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