静止型全熱交換器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 22:51 UTC 版)
静止型には図2に示す直交流型と向流型がある。 何れもライナ(平面シート)で仕切られ、互いに独立した二つの流路を交互に積み重ねた構造をしている。 二つの空気流は混ざり合うことなく流れ、給排気を隔てる仕切り板を、伝熱性と透湿性をもつ材料で構成しているので、顕熱交換と潜熱交換を同時かつ連続的に行うことができる。 静止型は回転型と比べ、ロータのシール構造や駆動装置が必要ないため、構造がシンプルで小型装置に向いている。
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