電子点灯管
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 16:51 UTC 版)
グロー方式を電子回路で実装した電子点灯管が普及している。これは、その仕組みにより、一回の動作で蛍光灯を点灯させられる。そのため、ラピッドスタート方式や高周波点灯方式のように点灯する。電子回路により一定時間確実に予熱し、点滅も一回のみであり、蛍光灯を劣化させ難い。グロー方式点灯管と比較すると、蛍光灯の点灯に要する時間は遥かに短く、また、イニシャルコスト以上に遥かに長寿命であり、ランニングコストは安く済む。 外装は樹脂のケースで、その内部に電子回路を実装した基板が有る。 なお、電子点灯管のオン・オフを素早く繰り返し続けると、蛍光灯が不点灯となるが、その場合には、数十秒以上の間隔を空けたうえで再度オンにすれば、蛍光灯が再点灯する。 電子点灯管 E型電子点灯管(FE-1E) P型電子点灯管(EFS120) 等価電子回路図
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