りゅう‐けいいちろう〔‐ケイイチラウ〕【隆慶一郎】
隆慶一郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/04 13:39 UTC 版)
隆 慶一郎(りゅう けいいちろう、1923年〈大正12年〉9月30日[2] - 1989年〈平成元年〉11月4日)は、日本の脚本家、小説家(時代小説作家)。本名は池田 一朗(いけだ いちろう)。本名で脚本、隆慶一郎のペンネームで小説を執筆していた。
- ^ 作品としては『花と火の帝』、『死ぬことと見つけたり』、『見知らぬ海へ』、『風の呪殺陣』などが未完で、編集者に托されたメモ書きで今後のストーリーの大枠のみ判明している。構想段階に終わったものとしては日蓮の小説がある。
- ^ 山口瞳は「第一位に推した。吉原を城に見立てて柳生一族と戦わせるという構想が面白い」と◎(積極的な賛成)をつけた。一方、村上元三は「資料の読みかたを誤っている。資料をそのまま鵜のみにするのではなく、自分の中で咀嚼するのを怠っている」と■(中立的な反対)だった[3]。
- ^ 非農業民を主題とした大衆小説が書かれていないわけではない。いわゆる「サンカ」をめぐっては、椋鳩十の『山窩調』(1933年)や三角寛の一連の山窩小説などがある。また五木寛之は『戒厳令の夜』(1976年)で「海人族」「山人族」、『風の王国』(1985年)でも山の世界と里の世界の間(世間)で暮らす「世間師」(作中では「誤ってサンカと名指された一群」とされている)を描いている。
- ^ a b “史上初の大調査 著名人100人が最後に頼った病院 あなたの病院選びは間違っていませんか”. 現代ビジネス (2011年8月17日). 2019年12月22日閲覧。
- ^ a b 週刊テレビ番組(東京ポスト)1985年8月23日号「脚本家の横顔」65頁
- ^ “候補作家の群像 隆慶一郎”. 直木賞のすべて. 2023年1月26日閲覧。
- ^ 回想記に『未完の平成文学史 文芸記者が見た文壇30年』早川書房、2015年
- ^ シナリオ作家協会『シナリオ』第16巻第10号 (1960)
- ^ 日本冒険小説協会大賞受賞作一覧1-30回|文学賞の世界
- ^ “NHK オーディオドラマ過去作品アーカイブ / 青春アドベンチャー「柳生非情剣」(2022年1月10日 - 14日放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年9月19日閲覧。
固有名詞の分類
- 隆慶一郎のページへのリンク