出雲阿国
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出雲 阿国(いずも の おくに、元亀3年(1572年) - 没年不明)は、日本における安土桃山時代、江戸時代前期の女性芸能者。ややこ踊りを基にしてかぶき踊りを創始したことで知られており[1]、このかぶき踊りが様々な変遷を経て、現在の大歌舞伎とチンドン屋が出来上がったとされる[2]。
- ^ 上田正昭ほか監修 著、三省堂編修所 編『コンサイス日本人名事典 第5版』三省堂、2009年、109頁。
- ^ 但し、この従来説に対し、服部幸雄は、その著書『歌舞伎成立の研究』風間書房(1968)において、阿国かぶきは中世以来の女性芸能の一つに過ぎず、歌舞伎の成立は若衆歌舞伎からだとしている
- ^ 「名古屋山三郎との熱烈な関係」については「伝説的な部分が多いとみておくべきだろう」と疑念を呈する者もいる(小和田哲男 『日本の歴史がわかる101人の話』 三笠書房 2008年、291頁
- ^ a b c 国立劇場『日本の伝統芸能講座 舞踊・演劇』淡交社、2009年、ISBN 978-4-473-03530-1、206頁-211頁
- ^ a b c d e f 国立劇場『日本の伝統芸能講座 舞踊・演劇』淡交社、2009年、ISBN 978-4-473-03530-1、198頁-205頁
- ^ 出雲阿国顕彰会『出雲大社と阿国さんのまちから』山陰中央新報社、2003年、ISBN 4-87903-091-0、13頁
- ^ 『当代記』慶長8年4月。上記資料参照。
- ^ a b c d 長島淳子『江戸の異性装者たち:セクシュアルマイノリティの理解のために』勉誠出版 2017 ISBN 9784585221982 pp.69-73.
- ^ a b c 大谷從二『出雲の阿国 出雲から見た阿国』
- ^ 小笠原恭子『出雲のおくに』 中公新書 1984年、158頁-160頁
- ^ 歌舞伎、狂言などの舞台に女性芸能人が立つことをお触れで一斉に禁止したのではなく十年あまりの歳月をかけて徐々に規制を強めていったと主張している者もいる(国立劇場『日本の伝統芸能講座 舞踊・演劇』淡交社、2009年、ISBN 978-4-473-03530-1、206頁-211頁)
- ^ 関西楽劇フェスティバル協議会
阿国
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人気ナンバーワンの芸妓。ロマンとは敵とも味方ともいえる関係。
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阿国
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