さびえかんおうずかくざら〔さびヱクワンオウヅカクざら〕【銹絵観鴎図角皿】
銹絵観鴎図角皿〈尾形乾山作/尾形光琳画〉
主名称: | 銹絵観鴎図角皿〈尾形乾山作/尾形光琳画〉 |
指定番号: | 2487 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1983.06.06(昭和58.06.06) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | |
員数: | 1枚 |
時代区分: | 江戸 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | この角皿は尾形光琳【こうりん】・乾山【けんざん】兄弟の合作で、特に「寂明光琳畫」の落款により光琳が江戸より帰洛した宝永六年(一七〇九)から光琳の没した享保元年(一七一六)までの作と考えられ、京都鳴滝窯製と推論されている。縁を切立縁とした正方形の角皿で、見込には光琳が澱みのない軽妙な筆致で土坡に立つ唐人物と水面に遊ぶ鴎二羽とを対比させて描き、底裏には乾山が骨気鋭く、雄渾な書風の銘を書いている。書画に両者の特色がよくあらわれた光琳・乾山合作陶の代表作の一つである。 |
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