金融政策決定会合
きんゆうせいさくけってい‐かいごう〔‐クワイガフ〕【金融政策決定会合】
金融政策決定会合(きんゆうせいさくけっていかいごう)
金融政策を集中論議する場で、月に2回会合が開かれる。「ゼロ金利継続の可否」のようなテーマ議題については、出席者9人で多数決を取り、決定する。開催日は大体、毎月の10日と25日前後である。
この会合で決まったことは、そのまま金融政策として反映されるので、決定会合は名実ともに日銀の最高意思決定機関である。
参加者の内訳は、日銀からは速水総裁と副総裁2人、その他、大学教授や会社社長など民間選出の審議委員6人の計9人である。
さらに、政府関係者も会合に参加でき、議案の提出や議決延期の請求ができる。具体的には大蔵省と経済企画庁は、必要に応じて代表者を派遣して意見を述べる。ただし政府サイドには議決権はない。
(2000.08.11更新)
日本銀行政策委員会
(金融政策決定会合 から転送)
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日本銀行政策委員会(にっぽんぎんこうせいさくいいんかい)は、日本銀行の意思決定機関。
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