金剛光沢(ダイヤモンド光沢)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 10:15 UTC 版)
「光沢」の記事における「金剛光沢(ダイヤモンド光沢)」の解説
金剛光沢(こんごうこうたく、英: adamantine lustre、adamantine luster)は、ダイヤモンドにおいて最も顕著にみられるような光沢である。そのような鉱物は透明もしくは半透明であり、1.9を超える高い屈折率を有している。金剛光沢を有する鉱物は非常に稀であり、その例として白鉛鉱(英語版)やジルコンが挙げられる。 後述の瑠璃光沢を有する鉱石の中で、金剛光沢よりはやや劣るものの屈折率が高く他の鉱石と比較して金剛光沢に近い光沢を有するものは亜金剛光沢(subadamantine)と呼ばれる事もある。その例としては柘榴石(屈折率1.73~1.89)やコランダム(屈折率1.76~1.77)が挙げられる。
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