野良猫虐待騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 17:56 UTC 版)
「NEET (企業)」の記事における「野良猫虐待騒動」の解説
2015年よりニコニコ生放送において「リアルねこあつめ」(別名:猫庭配信)と題した動画配信を行っていた。居住するアパートの庭に餌や水などを置き、そこに集まる野良猫の様子をリアルタイムで公開し広告を載せ収入を得るという放送だった。 近隣住民への迷惑やトラブルなどを考えず野良猫を集める行動や、体調不良を起こしている猫を放置などの問題点、さらに集めた野良猫は避妊・去勢手術も行っておらず、そのような猫達が交尾する姿などが放送された。寄付の募集や里親探しなどを行い猫の保護活動を行っていた。寄付の使用額についてのメモが公開されたが、寄付の人数や寄付総額などはNEET株式会社から公開されなかった。誰が里親になったかは公開されなかったことなど不明な点はいくつか存在した。近隣住民や管理会社への十分な説明や説得がなされておらず、結果として、管理会社とのやりとりで猫の保護活動はやめることになった。 動画配信では生放送が2015年5月15日頃に突然放送を停止した後、NEET株式会社自らYouTubeに公開していた動画も削除された。2017年1月23日時点でNEET株式会社公式のニコニコチャンネル(neetcojp)にて動画配信を行っていたが、2017年2月3日時点では削除されている。2017年2月3日時点では猫の捕獲動画がNEET株式会社が管理するニコニコチャンネル(nekoniwa 猫庭配信)にて動画配信は継続中である。 生放送配信では「猫庭配信」と名前を変更し放送が再開されるも問題点は改善されず、2015年5月15日頃に突然放送を停止。配信は再開されたが、「動物愛護に反する」「近隣の迷惑に配慮していない」「餌やりという不法行為を肯定し、助長する」などの批判が殺到し配信は再び停止された。 代表取締役の若新や元取締役の矢橋(現ギークハウス八王子代表)は「リアルねこあつめ」の2ちゃんねるスレッドで誹謗中傷されている日本相撲協会職員の弟である男性に対して集団でネットストーカーを行った上その上で男性が勝間和代や上念司と男性との間で「警察沙汰」となっていることを知った上でで「訴訟を起こす」などと書き込みし「脅迫」を行っていた。矢橋は男性から告訴状を警察に提出されており矢橋本人も「警察沙汰」になったと認識していた。 会社側は、事業として非常に無責任な結果に終わったことを認めている。
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