野比のび助
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野比 のび助(のび のびすけ)は、藤子・F・不二雄の漫画作品『ドラえもん』に登場する架空の人物。のび太の父。明確な年齢の設定は存在しない(各話で異なる)。誕生日の設定もない。
注釈
- ^ 2018年11月23日放送のアニメ版「一晩でカキの実がなった」では、普通の頭で描かれた
- ^ 8巻「くろうみそ」では、様々な格言や諺の知識を駆使して2ページに及ぶ説教を行っている。
- ^ 実際には、のび助の父親は表面上は厳しくても、陰ではのび助を気遣っていた。そもそも彼の厳しい教育は、気の優しい妻(のび助の母親)の協力があってこそ成立し得るものであったが、のび助はそのことに気付いていなかった。また、父親は自分が未来ののび助の夢枕に立ったことなど当然知らないため、タイムマシンでやってきた孫ののび太に文句を言われて困惑している。
- ^ このエピソードがアニメ化された『帰ってきたドラえもん』では、ドラえもんとの別れを拒み押し入れに閉じこもって泣くのび太を優しく慰めている。
- ^ のび助は知人の家に向かう途中でポストの前を横切ったが、「わすれ鳥があるから手紙は帰りに出せばいいか」と出さずに、そのまま向かった。
- ^ 雑誌『小学六年生』1981年2月号に掲載された初出版では「昭和33年」(雑誌掲載時の23年前)の出来事だったが、てんとう虫コミックスへの収録時に「20年前」に修正された。のび太の学年は雑誌では小学6年生、てんとう虫コミックスでは小学4年生が想定されていることを考慮すると短くなった年数は1年である。
- ^ テレビアニメ第2作第1期では、のび助の服の染みを玉子が自分の持っていたジュースをこぼしたと勘違いしてハンカチで拭き取るエピソードが付加されており、のび助が玉子の優しさに惹かれる描写が成されている。
- ^ 漫画「プロポーズ作戦」(1巻に収録)の初出が1971年の雑誌なことから。
- ^ テレビアニメ第2作第1期「プロポーズ作戦」(1979年5月14日放送)では日比谷公園が舞台。第2作第2期「のび太のプロポーズ作戦」(2009年5月22日放送)ではひので公園(表記は不明)の噴水前、5時きっかりにプロポーズを行う設定で、のび助たちが喧嘩をした際にのび太が消えかかる描写がある。
- ^ しかし、これによって野比夫妻はどちらも「自分は求婚を受けた側」と認識してしまい、「12回目の結婚記念日」(すなわち1971年)でも当事者同士で「最初に求婚したのはどちらか」で意見が食い違い、のび太の目の前で一時、夫婦喧嘩となっている。道具「うそ発見器」による判定では「どちらも本当」とされ、ドラえもんとのび太がタイムマシンで1959年当時を訪れたのは「真相を確認するため」だった。
- ^ のび太とドラえもん曰く「結構甘い」
- ^ 「タイムマシンで未来から来た」のは理解出来なかったようだが、のび太の目を見て嘘をつくような子ではないと判断した。
- ^ クレジットでは「大本眞紀子」と表記されていた。
- ^ 国鉄分割民営化後に制作されたテレビアニメ第2作第2期では「消費税が上がった」という内容に変更されている。
- ^ 10万年前の世界にいた、のび太そっくりの少年。彼がのび太の先祖であることを直接示す記述は作中には無いが、『ド・ラ・カルト 〜ドラえもん通の本〜』(小学館、1997年)には、彼が確認できる中で一番古い先祖であると記述されている。
- ^ のび助が戦争経験者である設定が登場した最も遅い時期の作品としては31巻「あとからアルバム」(1983年発表)がある。
- ^ a b 病気のため降板。
出典
- ^ テレビアニメ第2作1期では、声ものび太と二役で小原乃梨子が演じている場合があった。
- ^ 19巻「サンタえんとつ」
- ^ 19巻「人よけジャイロ」
- ^ 36巻「貸し切りチップ」
- ^ 「返事先取りポスト」
- ^ テレビアニメ2期「相関図メーカー」(2018年9月14日放送)
- ^ 10巻「ようろうおつまみ」、36巻「酒の泳ぐ川」など
- ^ 34巻「雨男はつらいよ」
- ^ 「アソボウ」
- ^ この言葉に対しては自分がへたなのは認めたうえで、「へただから習いにいくんじゃないか!」と憤っている。
- ^ 14巻「ミニカー教習所」
- ^ a b 2巻「ぼくの生まれた日」 結論的に両親の両者の悪いところに似てしまった。
- ^ 5巻「重力ペンキ」
- ^ テレビアニメ2期「強〜いイシ」(2008年1月25日放送、2011年1月14日再放送)
- ^ 7巻「くせなおしガス」
- ^ 11巻「自動販売タイムマシン」
- ^ 9巻「無人島の作り方」
- ^ 「7万年前の日本へ行こう」(1990年10月5日放送)
- ^ 「強いイシ」(1996年12月31日放送)。当時は左端に青いラインの2代目デザインが販売されていたが、セブンスターに類似した星に7をあしらった初代デザインが描かれていた
- ^ 24巻「ジャイアンリサイタルを楽しむ方法」
- ^ 31巻「あとからアルバム」。劇中、のび太がドラえもんの顔に落書きをしたのが1983年8月であることがアルバムからわかる。のび助は小学生時代に全国図画コンクールで金賞を受賞したものの、記念写真が戦争の空襲で焼けたと述べている。のび助が1945年の終戦時に6〜12歳だったとすると1933〜39年に生まれたことになり、1983年当時では44~50歳になる。
- ^ a b 6巻「この絵600万円」
- ^ a b 43巻「のび太が消えちゃう?」
- ^ 1巻「おせじ口べに」
- ^ 10巻「弟をつくろう」
- ^ 第11巻「いやなお客の帰し方」他
- ^ 31巻「ためしにさようなら」
- ^ 42巻「やりすぎ!望み実験機」
- ^ 「ドロロン忍者セット」(1993年11月5日放送)
- ^ 「お願い! ガマン大王」(2001年5月4日放送)
- ^ テレビアニメ第2作第2期「パパもあまえんぼ」(2014年6月13日放送)
- ^ 42巻「半分の半分のまた半分…」
- ^ 1月3日放送。ビデオ「ドラえもん テレビ版スペシャル特大号」冬の巻3、およびDVD「ドラえもん コレクション・スペシャル」冬の3に収録。
- ^ 1984年8月31日放送、ビデオ『21世紀テレビ文庫 テレビ版ドラえもん』14巻に収録
- ^ 「「スパルタ式にが手こくふく錠」と「にが手タッチバトン」」(『小学五年生』1984年1月号初出/プラス5巻/全集12巻収録)
- ^ 『ドラえもん深読みガイド』97頁
- ^ 27巻収録「細く長い友だち」
- ^ 『ド・ラ・カルト ~ドラえもん通の本~』(小学館、1997年)
- ^ 14巻収録「ホラふき御先祖」
- ^ 42巻「やりすぎ!望み実験機」
- ^ 書籍「テレビ版ドラえもん 2」小学館〈コロコロコミックデラックス 4〉、1980年発行
- ^ テレビアニメ第2作第1期(テレビ朝日第1期)の当該回でも、定期券には「野比のび三」と書かれていた。
- ^ 日本ドラえもん党著「野比家の真実」
- ^ アニメ第2作1期「タイム・カプセル」、「タイムワープリール」
- ^ 7巻「ママのダイヤを盗み出せ」
- ^ 4巻「おばあちゃんのおもいで」
- ^ 13巻「七時に何かがおこる」
- ^ 「ほんものだゾウ」(2001年2月2日放送)など
- ^ 2巻「テストにアンキパン」
- ^ カラー作品集5巻「かぜぶくろ」
- ^ プラス1巻「グルメテーブルかけ」
- ^ 29巻「自動買い取り機」
- ^ テレビアニメ第2作第1期「のび太の結婚式?!」。リメイク版に当たるテレビアニメ第2作第2期「のび太の結婚前夜」では禿げておらず、髪の毛はそのままで白髪が増えた描写に変更。
- ^ テレビアニメ第2作第1期「おくれカメラ」
- ^ a b 5巻「宝くじ大当たり」
- ^ テレビアニメ第2作第1期「百鬼せんこう」
- ^ 「宝くじ3億円大当たり!」(2012年12月31日放送)
- ^ 3巻「白ゆりのような女の子」
- ^ 5巻「ぞうとおじさん」など
- ^ 2018年11月23日「一晩でカキの実がなった」
- ^ 2021年9月18日「月の光と虫の声」
- ^ 映画『のび太と奇跡の島』
- ^ “堺雅人&鈴木福、45歳&15歳の“のび太”に ソフトバンクCMで白戸家の隣にお引越し”. クランクイン! (2020年6月30日). 2020年6月30日閲覧。
野比のび助
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