酢香手姫皇女とは? わかりやすく解説

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酢香手姫皇女

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/27 07:28 UTC 版)

酢香手姫 皇女(すかてひめ の ひめみこ、生薨年未詳)は、飛鳥時代皇女である。『法王帝説』にも須加氐古女王(すかてこのひめみこ)とあるが、『古事記』は須賀志呂古郎女(すがしろこのいらつめ)と書く[1]用明天皇の皇女で、は当麻倉首日呂(たぎまのくらのおびと ひろ)の飯女之子(いひめのこ)とも(『古事記』。『帝説』は葛城当麻倉首比里古(かづらきのたぎまのくらのおびと ひろこ)の女、伊比古郎女(いひこのいらつめ)と書く)、葛城直磐村(かづらきのあたひ いはむら)の娘、広子(ひろこ)とも言われ(『日本書紀[2])、同母兄に当麻皇子がいる。ちなみに聖徳太子は異母兄に当たる。


  1. ^ 『古事記』は原資料に「テ」を「」と書いていたのを「シロ」と誤読したものであろうとされている。
  2. ^ 今度は逆に『書記』が、父の名「ヒロコ」を娘の名と取り違えたものとされるが、当麻倉首氏と葛城直氏の関係は不明。
  3. ^ 普通は父帝の崩御とともに服喪の意味を込めて退下するので、本居宣長は「古(いにしへ)に服(服喪のこと)と云事無かりしを知べし」と説いている(『記伝』)。なお、薨去の地を葛城とするのは、『書記』において生母を葛城直の女とすることと関係があろうとされる。


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