道路車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/25 09:08 UTC 版)
ここでは、道路を走行する車両における、積載量や最大積載量などについて解説する。 登録車は自動車検査証(車検証)に記載されている。車検証のない小型特殊車や新小型特殊車、原付自転車などは法令で定められている。また、構内専用自動車や台車、荷車は製造メーカーが安全を考慮して定めている。 トラックやバンなどの「貨物自動車」は、「貨物を積載するための面積・空間を有する自動車」であるが、その形状、大きさ、軸配置、車両の構造によって積める荷物の重量に限りがある。おおよそ小型のトラックであれば軽量のものを、当然、大型のトラックであれば重量のあるものを、積むことができる。しかし、「大きな荷物であるから重い」とは限らないので、運転免許制度や貨物車の自動車の区分では「積載量による区分」としている。 道路運送車両法施行(1951年〈昭和26年〉施行)以降現在の日本の場合、自動車の総重量限度は、軸距離によって定められている。車両の型式ごとに許容される車両総重量が決まっており、以下のとおりの計算式になる。 許容される車両総重量 :(車両重量+〈1人分の体重[日本では55キログラム]× 乗車定員数〉)= 最大積載量(49キログラム以下切り捨て) 55キログラムというのは乗員1名の体重であり、そのように見做して計算するよう、一律に決められている。
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