運行が継続されている路線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/08 18:00 UTC 版)
「エリー・ラッカワナ鉄道」の記事における「運行が継続されている路線」の解説
ニュージャージーやニューヨークにおける大規模な通勤輸送網のほとんどは、運行が継続されている。ニュージャージー・トランジットのホーボーケン・ディビジョンのメイン・ライン、バーゲン・カウンティ線、パスカック・バレー線、モリスタウン線、グラッドストン支線、モントクレア-ブーントン線などはかつてのエリー・ラッカワナ鉄道線である。メトロノース鉄道のポート・ジャービス線は、かつての本線のサファーン - ハリマン間およびガイマード - ポート・ジャービス間である。ハリマンとガイマードの間は、ポート・ジャービス線は高速貨物線であるかつてのグラハム線を経由している。 他の区間は貨物船として運行しており、特にニューヨーク州、ポート・ジャービス駅より西の区間、ペンシルベニア州、オハイオ州などである。かつてのエリー・ラッカワナ鉄道線は、コンレールの分割に伴ってノーフォーク・サザン鉄道に売却された。 ニューヨーク州ホーネル(英語版)とペンシルベニア州ミードビル(英語版)の間のかつての本線は、ノーフォーク・サザン鉄道との借り受け契約によりウェスタン・ニューヨーク・アンド・ペンシルバニア鉄道(英語版)が運行している。ビンガムトンとポート・ジャービスの間は、ノーフォーク・サザン鉄道との借り受け協定により、ニューヨーク・サスケハナ・アンド・ウェスタン鉄道(英語版)の子会社セントラル・ニューヨーク鉄道(英語版)が運行している。かつてのノーザン・ディビジョンはビンガムトンとシラキュースの間でニューヨーク・サスケハナ・アンド・ウェスタン鉄道が運行しており、一方でシェナンゴ・フォークス(英語版)からユーティカまでのユーティカ支線は線路流失と輸送需要の少なさのために運行が中止されている。ヤングスタウンより西では、1980年以前の時点で並行するペン・セントラル鉄道の路線を残して廃止され撤去された。かつての路線のうち短区間がショートラインとして運行を続けている。オハイオ州のマンスフィールドとアシュランド(英語版)の間はアシュランド鉄道(英語版)として運行している。また別な区間がオハイオ州オンタリオ(英語版)のゼネラルモーターズの工場とマンスフィールドのノーフォーク・サザン鉄道の路線を結んでいる。そしてオハイオ州ライマとエルギン(英語版)の間の区間は、R.J.コーマン鉄道(英語版)のウェスタン・オハイオ線として運行されている。2010年5月時点で、エルギンとグレンモアの間の12マイルの区間はアレン郡ポート・オーソリティの権限で撤去され売却されている。 かつてのデラウェア・ラッカワナ・アンド・ウェスタン鉄道の本線のうち、スクラントンとビンガムトンの間は現在カナダ太平洋鉄道が所有しており、一部デラウェア・アンド・ハドソン鉄道を置き換えている。一方で、エリー・ラッカワナ鉄道のペンシルベニア州内の他の区間はデラウェア-ラッカワナ鉄道(英語版)が運行している。
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