木戸孝允
逃げの小五郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/22 16:20 UTC 版)
「逃げの小五郎 (小説)」の記事における「逃げの小五郎」の解説
現代では様々な桂小五郎の紹介に、「逃げの小五郎と呼ばれていた・言われた」と述べられることがよくあるが、存命中や死後に残された記録・史料にそういう記述は確認されていない。また、この小説の中にも、その当時から「逃げの小五郎と呼ばれていた」という記述はない。歴史上「逃げの小五郎」と記されたのは、この小説が初めてだと推測される。したがって、「後世の小説の題名から逃げの小五郎と呼ばれるようになった」が正しい表現である。この誤解がこれほど広まったことは、司馬遼太郎がつけたこの短編小説の題名のインパクトの大きさを物語っている。
※この「逃げの小五郎」の解説は、「逃げの小五郎 (小説)」の解説の一部です。
「逃げの小五郎」を含む「逃げの小五郎 (小説)」の記事については、「逃げの小五郎 (小説)」の概要を参照ください。
- 逃げの小五郎のページへのリンク