近現代日本の詩の分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 05:34 UTC 版)
「日本の近現代文学史」も参照 明治15年の『新体詩抄』に始まる明治時代の新体詩は、日本古来の文語と七五調によって西洋詩 (poetry) を再現しようと試み、同じ明治期のうちに言文一致運動によりその否定を迎える。このため文語を用いるか否かで文語詩と口語詩、七五調などの音数律を用いるか否かで定型詩と自由詩を区別し、その組み合わせで「文語定型詩」「文語自由詩」「口語定型詩」「口語自由詩」(行分け詩)の分類が行われる。また明治以降の、従来の和歌・俳句・漢詩などではない西洋式の詩を近代詩(新体詩を含む場合と含まない場合がある)、戦後のそれを現代詩と呼ぶ。短歌や俳句で音数律に従わないものは自由詩ではなく自由律と呼ばれる。
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