講座制とは? わかりやすく解説

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こうざ‐せい〔カウザ‐〕【講座制】

読み方:こうざせい

大学などで、学科目制に対して、各講座研究・教育基本単位とする制度


講座制と学科目制

(講座制 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/07 20:26 UTC 版)

講座制(こうざせい)と学科目制(がっかもくせい)は、戦後日本の新制大学における学部大学院研究科の内部教員組織である。


注釈

  1. ^ 1990年の教官当たり積算校費は、実験系で、講座制1として、修士講座0.53、学科目0.46であった。(天野郁夫「戦後国立大学政策の展開」p.24)
  2. ^ 旧制大学を母体としない大学・学部に博士課程が設置されたのは、1976年の、筑波大学大学院農学研究科(旧東京教育大学農学部)・体育科学研究科(旧東京教育大学体育学部)、お茶の水女子大学人間文化研究科(文・理・家政学部)、静岡大学電子科学研究科(電子工学研究所)が最初である。

出典

  1. ^ 天野郁夫『教育と近代化』玉川大学出版部、1997年、p.332
  2. ^ 天野郁夫『新制大学の誕生』p.458
  3. ^ 寺崎昌男「「講座制」の歴史的研究序説」(1)p.6
  4. ^ 伊藤彰浩「官立高等教育機関における機関別・学部別の教職員構成」、伊藤彰浩・岩田弘三・中野実『近代日本高等教育における助手制度の研究』広島大学大学教育研究センター、1990年、p.14
  5. ^ 天野郁夫「新制大学の誕生」p.458
  6. ^ 「講座制・学科目制等の教員組織の在り方について」
  7. ^ 天野郁夫「戦後国立大学政策の展開」p.32


「講座制と学科目制」の続きの解説一覧

講座制

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/18 02:39 UTC 版)

講座制と学科目制」の記事における「講座制」の解説

教育と研究双方において必要な専攻分野毎に講座」を設置し教育研究必要な教員配置する制度である。講座には、教授准教授助教3種教員原則としておくものとされている。ただし、講座の種類により特別な事情があるときは、講師を置き、又は准教授若しくは助教を欠くことも認められている。講座は、原則として専任教授指導的な立場に就くものとされている。 講座の下に複数研究室教室)を置き、複数教授所属する場合大講座制呼ばれる一方一つ研究室教室)が置かれ一人教授所属する場合を小講座制という。大講座に小講座所属させる大学学部等もある。 講座制は旧帝国大学の他創立古い大学採用することが多かった。現在は改組されていることが多い。

※この「講座制」の解説は、「講座制と学科目制」の解説の一部です。
「講座制」を含む「講座制と学科目制」の記事については、「講座制と学科目制」の概要を参照ください。

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