製鋼事業の譲渡とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 製鋼事業の譲渡の意味・解説 

製鋼事業の譲渡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 17:13 UTC 版)

木曽川電力」の記事における「製鋼事業の譲渡」の解説

大戦中は好業績挙げていた電製鋼であったが、大戦終結後、特に1920年3月戦後恐慌発生以降フェロアロイ部門極度不振に陥り、市況悪化とともに工場在庫累積していった。従って専門工場木曽福島工場操短余儀なくされ、1922年大正11年6月20日には、熱田工場への生産集約伴って一時閉鎖措置が採られた。余剰電力については大同電力売電することとなった戦後恐慌加えて戦後軍縮による軍需縮小会社先行きに関する懸念事項として浮上したこのためワシントン海軍軍縮条約締結機に電気製鋼所大同電力鋳鋼部門独立した大同製鋼初代社長電気製鋼所同じく福澤桃介)の統合構想持ち上がり1922年7月1日両社の間で統合契約成立した統合方法合併によらず電気製鋼所製鋼事業のみを大同製鋼移管するというもので、電気製鋼所熱田木曽福島工場関連会社株式あわせて150万円大同製鋼現物出資し、その対価優先株への応募10万円分)によって大同製鋼株式取得することとなった7月26日株主総会にて上記契約承認され現物出資登記完了した9月15日付で電気製鋼所は「木曽川電力株式会社」へ改称した。 この操作によって木曽川電力は、経営陣そのままに旧電気製鋼所第一第二発電所と旧福島電気電灯・電力供給事業を持つ電気事業者として新発足した。また初代大同製鋼改め大同電気製鋼所(後の2代目大同製鋼、現・大同特殊鋼)の株式32000を持つ大株主にもなった。

※この「製鋼事業の譲渡」の解説は、「木曽川電力」の解説の一部です。
「製鋼事業の譲渡」を含む「木曽川電力」の記事については、「木曽川電力」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「製鋼事業の譲渡」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「製鋼事業の譲渡」の関連用語

製鋼事業の譲渡のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



製鋼事業の譲渡のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの木曽川電力 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS