蜂屋頼隆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/10/07 07:12 UTC 版)
蜂屋 頼隆（はちや よりたか）は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将、大名。織田信長の家臣。近江肥田城[8]および和泉岸和田城主、後に越前敦賀城主。羽柴氏を授けられた後は、羽柴敦賀侍従とも称した。
- ^ a b c d 谷口 1995, p. 329.
- ^ 崇徳寺（彦根市肥田町）所蔵の肖像画に没年56歳とあるので、そこからの逆算となるが、これ以外に没年齢を特定する資料がないので、信用の限りではない[1]。
- ^ "蜂屋頼隆". 美術人名辞典. コトバンクより2020年7月10日閲覧。
- ^ a b 丹羽長政は、丹羽長秀の父であり、この女性は長政の姉妹にあたる。生年等は不明。
- ^ a b c 木下聡「斯波氏の動向と系譜」（所収:木下聡 編著『シリーズ・室町幕府の研究 第一巻 管領斯波氏』（戒光祥出版、2015年）ISBN 978-4-86403-146-2）
- ^ 丹羽長秀の四男。『孝亮宿禰日次記』によると、谷衛友の子・某と京都で争って弓で射殺されたという。
- ^ 加藤国光 編『尾張群書系図部集（下）』続群書類従完成会、1997年、677頁。ISBN 4797105569。
- ^ a b 在滋賀県彦根市肥田町。
- ^ a b c d e f g h i 谷口 1995, p. 326.
- ^ 『信長公記』「三の山赤塚合戦の事」、太田 & 中川 2013, p.31。近藤瓶城 1926, p.17
- ^ 『高木文書』による[9]。
- ^ ただし、山鹿素行の『武家事紀』では黒母衣衆の蜂屋兵庫頭は、注釈で初名を津姓として蜂屋伯耆守とも書いており、別人を指しているようにも読める。
- ^ 『甫庵信長記』は黒母衣衆の選抜を永禄10年とするなど、時期はよくからない。頼隆の部将として活躍が見てとれる永禄11年以前であろう。
- ^ 『信長公記』「丹羽兵蔵御忠節の事」、太田 & 中川 2013, pp. 55–56
- ^ 『信長公記』 巻一 「信長御入洛十余日の内に五畿内隣国仰せ付けられ征夷将軍に備へらるゝの事」、太田 & 中川 2013, p. 76
- ^ a b c d e f g h i j 谷口 1995, p. 327.
- ^ 『信長公記』 巻三 「たけくらべ（長比）・かりやす（刈安）取出の事」、太田 & 中川 2013, pp. 92–93
- ^ この後の28日の姉川の戦いにも参加したと思われるが、史料には名前がない[16]。
- ^ 『信長公記』 巻五 「交野へ松永取出仕り侯て追払はるゝの事」、太田 & 中川 2013, pp. 108–109
- ^ 『信長公記』 巻五 「奇妙様御具足初めに虎後前山御要害の事」、太田 & 中川 2013, pp. 109–112
- ^ 『信長公記』 巻六 「石山・今堅田攻められ侯の事」、太田 & 中川 2013, pp. 117–118
- ^ 京都北部。御所の周辺を意味する。
- ^ 『信長公記』 巻六 「真木島にて御降参、公方様御牢人の事」、太田 & 中川 2013, pp. 120–122
- ^ 『信長公記』 巻六 「阿閉謀叛の事」、太田 & 中川 2013, pp. 123–125
- ^ 太田 & 中川 2013, p. 255.
- ^ 大日本史料10編18冊22頁.
- ^ 太田 & 中川 2013, pp. 130.
- ^ 『信長公記』 巻七 「蘭著待切り捕らるゝの事」、太田 & 中川 2013, pp. 135–136
- ^ 『信長公記』 巻七 「河内長島一篇に仰せ付げらるゝの事」、太田 & 中川 2013, pp. 138–141
- ^ 『信長公記』巻八「越前御進発、賀・越両国仰せ付げらるゝの事」、太田 & 中川 2013, pp. 156–159
- ^ 『信長公記』巻九「御後巻再三御合戦の事」、太田 & 中川 2013, pp. 168–170
- ^ a b 『信長公記』巻十「雑賀御陣の事」、太田 & 中川 2013, pp. 174–176
- ^ 『信長公記』巻十「松永謀叛並びに人質御成敗の事」、太田 & 中川 2013, pp. 179–180
- ^ 『信長公記』 巻十一 「高倉山西国陣の事」、太田 & 中川 2013, pp. 189–190
- ^ 太田 & 中川 2013, pp. 192–193.
- ^ 『信長公記』 巻十一 「荒木摂津守逆心を企て並びに伴天連の事」、太田 & 中川 2013, pp. 198–201
- ^ 太田 & 中川 2013, p. 199.
- ^ 太田 & 中川 2013, pp. 201–202.
- ^ 『信長公記』巻十一「丹波国波多野館取り巻くの事」、太田 & 中川 2013, pp. 202–203
- ^ 太田 & 中川 2013, p. 207.
- ^ コノリはハイタカのオスのこと。ハイタカはハイタカのメスのみをさす。
- ^ 太田 & 中川 2013, p. 215.
- ^ 太田 & 中川 2013, p. 218.
- ^ 太田 & 中川 2013, pp. 222–223.
- ^ 太田 & 中川 2013, pp. 224–226.
- ^ 太田 & 中川 2013, p. 228.
- ^ 『信長公記』巻十二「伊丹城相果たし、御成敗の事」、太田 & 中川 2013, pp. 230–236
- ^ 太田 & 中川 2013, p. 204.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 谷口 1995, p. 328.
- ^ 『信長公記』巻十四「御爆竹の事」、太田 & 中川 2013, pp. 259–261
- ^ 『信長公記』巻十四「和泉巻尾寺破滅の事」、太田 & 中川 2013, pp. 268–269
- ^ 谷口克広:織田信長家臣人名辞典第2版p368
- ^ 天正9年7月5日付けで顕如から岸和田城入城を祝されている[52]。
- ^ 信張は1月に雑賀に出陣した[49]。
- ^ 『信長公記』巻十五「人数備への事」、太田 & 中川 2013, pp. 288–289
- ^ 太田 & 中川 2013, p. 298
- ^ a b 大日本史料第11編之一477頁.
- ^ 大日本史料第11編之一156-157頁.
- ^ 大日本史料11編3冊746頁.
- ^ a b c d e 岡田 1999, p. 248.
- ^ 村川浩平 『日本近世武家政権論』 P28
- ^ 大日本史料11編16冊40頁.
- ^ 大日本史料第11編之一365頁.
- ^ 杉山博; 渡辺武; 二木謙一 ほか 編『豊臣秀吉事典』新人物往来社、2007年、307頁。ISBN 9784404034687。
- ^ 村川浩平 『日本近世武家政権論』 P36
- ^ 内藤佐登子 『紹巴富士見道記の世界』 P146-147
- ^ 史料綜覧11編912冊251頁.
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