藤八拳
とうはち‐けん【藤八拳】
藤八拳
- 拳の一種にて、狐拳を打つて三度つづけさまに勝てば勝となる。但し押拳といつて同じ手をつづけて勝つことは許されない。昔岡村藤八といふ人が和蘭の妙薬を五文で売つた。それを遊客が美妓を相手に「藤八、五文、奇妙」と掛声して拳を打たに始まる。〔花柳語〕
- 拳の一種にて、狐拳を打つて三度つづけさまに勝てば勝となる但し押拳といつて同じ手をつづけて勝つことは許されない。昔岡村藤八といふ人が和蘭の妙薬を五文で売つた、それを遊客が美妓を相手に「藤八、五文、奇妙」と掛声して拳を打たに始まるといふ。
分類 花柳語
狐拳
藤八拳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/01 12:11 UTC 版)
狐拳の一種。続けて3度勝つと勝者となる。天保時代に花村藤八という売薬商人が「藤八 - 五文 - 奇妙」という呼び声で客引きをしていたのを、通人が狐拳のかけ声に使い始めたという。また、吉原の幇間・藤八が創始したともいう。
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