薩摩国とは? わかりやすく解説

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さつま‐の‐くに【薩摩国】

読み方:さつまのくに

薩摩【一】


薩摩国

読み方:サツマノクニ(satsumanokuni)

旧国名現在の鹿児島県西半部。


薩摩国

薩摩国は大隈国とともに西海道属し現在の鹿児島県にあたる。鍛え良い地に「竹林に虎図」や「鉈豆図」などの力強い意匠用いた作を多く見る。なかでも小田直香同国横山資央に学び、さらに池田寿峰や阿多下一宗にも師事した伝え薩摩隼人気風作品反映して大い賞揚された。他には「知識派」の各工や刀工の「伯耆守正幸」、「奥元平」なども鍔を製作している。

薩摩国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 08:19 UTC 版)

薩摩国(さつまのくに)は、かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つ。西海道に属し、現在の鹿児島県の西部に属する。


注釈

  1. ^ 残りの市域南部も1897年明治30年)に薩摩国に編入。
  2. ^ 桜島は1897年(明治30年)に薩摩国に編入。
  3. ^ いずれも1897年(明治30年)に大隅国大島郡に移管されたが、1973年昭和48年)に所属郡が鹿児島郡に変更されている。

脚注

  1. ^ 『古事記』神代記。
  2. ^ a b c 日本歴史地名大系 宮崎県の地名』(平凡社)p. 27。
  3. ^ 日本歴史地名大系 宮崎県の地名』(平凡社)p. 28。
  4. ^ a b 『続日本紀』巻第2、大宝2年8月丙申(1日)条、10月丁酉(3日)条。新日本古典文学大系『続日本紀』一の58-61頁。
  5. ^ 『続日本紀』巻二 大寶二年八月丙申条。「薩摩多褹。隔化逆命。於是發兵征討。遂校戸置吏焉」。
  6. ^ 「薩摩国」『世界大百科事典』 平凡社、「薩摩国」『日本大百科全書(ニッポニカ)』 講談社、「西海道」『国史大辞典』 吉川弘文館。
  7. ^ 「九州地方」『日本大百科全書(ニッポニカ)』 講談社。
  8. ^ 「薩摩国」『日本歴史地名大系 47 鹿児島県の地名』 平凡社。
  9. ^ 新日本古典文学大系『続日本紀』一の345頁、補注2の157。
  10. ^ 鎌田元一「律令制国名表記の成立」、『律令公民制の研究』、塙書房、2001年。


「薩摩国」の続きの解説一覧

薩摩国

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 10:10 UTC 版)

固有名詞

さつまのくに

  1. 日本旧国令制国)のひとつ。現在鹿児島県西部にあたる。

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