自励振動とは? わかりやすく解説

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じれい‐しんどう【自励振動】

読み方:じれいしんどう

振動体それ自体運動によって、振動的ではない外力からエネルギー取り込むことで起こる振動振幅増大または減衰せずに持続する擦弦楽器の弦や木管楽器リード振動航空機フラッターなどに見られる


自励振動

英語表記self-excited vibration

振動起こす外力振動自身によって誘起するもので、次第振幅大きくなるか、振動持続するまた、振動止めれば加振力がなくなるので、自励振動はなくなる。ちなみに振動止めても加振力がなくならないものは強制振動といい、自励振動と区別する。?強制振動

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自励振動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/03 15:57 UTC 版)

自励振動(じれいしんどう、: self-excited vibration, self-induced vibration)とは、あるに非振動的な入力のみが加わる場合でも、その系自体の特性により系内部で非振動入力が振動に変換されて引き起こされる振動現象のことである[1]


  1. ^ a b c d 日本機械学会 2007, p. 607.
  2. ^ 末岡, 金光 & 近藤 2002, p. 174.
  3. ^ a b c 前澤 1973, p. 52.
  4. ^ 下郷 & 田島 2002, p. 164.
  5. ^ 前澤 1973, p. 53.
  6. ^ 下郷 & 田島 2002, p. 148.
  7. ^ a b 末岡, 金光 & 近藤 2002, p. 180.
  8. ^ 日本機械学会 2007, p. 1372.
  9. ^ 日本機械学会 2007, pp. 1266–1267.
  10. ^ 末岡, 金光 & 近藤 2002, p. 185.
  11. ^ 日本機械学会 2007, p. 1097.
  12. ^ 末岡, 金光 & 近藤 2002, pp. 186–187.
  13. ^ 日本機械学会 2007, p. 358.
  14. ^ 平野元久(2003年)「超潤滑現象の研究」『表面科学』24巻6号、日本表面科学会、334–339頁。doi:10.1380/jsssj.24.334


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