臘八とは? わかりやすく解説

ろう‐はち〔ラフ‐〕【×臘八】

読み方:ろうはち

《「臘月八日」の略》陰暦12月8日の、釈迦(しゃか)の成道(じょうどう)の日。ろうはつ。《 冬》


臘八

読み方:ロウハチ(rouhachi)

12月8日釈尊成道の日


臘八

読み方:ロウハチ(rouhachi), ロウハツ(rouhatsu)

釈迦成道の日が陰暦12月8日とされ法会を営む。


ろうはち 【臘八】

臘は臘月一二月)で、釈迦一二八日入滅したとして、仏教その日を臘八という(成道会のこと)。これを記念して摂心接心とも。坐禅修行のこと)を臘八摂心という。→ 成道

臘八

読み方:ロウハツ(rouhatsu), ロウハチ(rouhachi)

十二月八日のことで雪山苦行していた釈迦がこの日の未明悟り開いたといわれる禅宗では、これを記念して坐禅修道行なう

季節

分類 宗教


臘八節

(臘八 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 06:56 UTC 版)

臘八粥
臘八にんにく

臘八節(日本語読み:ろうはちせつ/片仮名読み:ラーバージェ/拼音表記:Làbā Jié)は、中国陰暦臘月八日(旧暦12月8日)に五穀豊穣を祝い、まもなく春節を迎える準備をする日である。

起源

もともと中国古来の伝承で、12月に「臘祭」を祝い、その年の豊作を感謝した。紀元5世紀ごろから、12月8日に祝われることになった[1]

また、中国仏教の伝承では、釈迦牟尼が苦しい断食の修業中にスジャーターという女性が食べさせてくれたで元気が出て、悟りに至ったのがこの日だという。他の伝承では、6年の歳月を毎日1食の断食修業の後にこの日の暁の明星を見て菩提樹のもとで悟りを開き、五穀の入った粥を食べたという伝承に基づいている。

中国での風習

臘八粥に入れる8つの穀物の一例

臘八粥英語版(ラーバージョウ)と呼ばれる、おもに小豆、緑豆、豌豆、粟、もち米、トウモロコシ、高粱、小麦など、8種類の穀類を入れて甘い味を付けた粥を食べる習慣がある。現在でもこの頃になるとスーパーで臘八粥の材料が売られており、広く祝われている。中国南部では、この習慣は少なくなっている。

中国の古い習慣では、臘八節が終わると、旧暦12月23日竈王節(祭竈節)があり、まもなく大晦日春節を迎える[2]

沖縄での風習

琉球王国時代からの習慣で、旧暦12月8日には「ムーチー」()を作り、特に子供たちの魔よけとした[3]

関連項目

脚注

  1. ^ 中国大辞典:臘八節
  2. ^ 臘八節、竈王節、大晦日、春節
  3. ^ 琉球の習慣:むーちー(餅)


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「臘八」の関連用語

臘八のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



臘八のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
中経出版中経出版
Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの臘八節 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS