腐食防食学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 03:32 UTC 版)
金属は金・白金などの貴金属を除き、大抵は酸化物の状態が安定である。そのため、精錬(還元)された状態で使用される金属は酸化して酸化物に戻ろうとする。このようなプロセスを腐食という。 このような腐食が起こると、その金属に備わった機能が失われてしまう。腐食に関する工学が腐食・防食工学であり、物理化学的あるいは電気化学的な手法を用いて、腐食を防ぐ方法や腐食速度を出来る限り遅くさせる方法、腐食して使用できなくなるまでの時間(寿命)を見積もる方法、腐食がどのような条件で起こるかなどを研究している。
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