脱会後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 17:54 UTC 版)
脱会後しばらくは97年時のインタビューですら「満たされない世代で生きていく意味」など自己中心的で夢の中にいるような話ばかりしており、洗脳から抜けるまで時間を要したが、裁判が進むにつれて洗脳から解けた。オウム真理教の元信者でつくる「カナリヤの会」に参加。同会の窓口を務める弁護士の滝本太郎の協力を得て脱会者との面談や、現役信徒への脱会の説得活動を行う。 1991年には元幹部の土谷正実が、オウムに反対する両親の依頼を受けた更生施設「仏蓮宗仏祥院」に監禁されていたとき、1ヶ月にわたり教義の矛盾を説いて説得にあたった。 また滝本と共著で『マインド・コントロールから逃れて―オウム真理教脱会者たちの体験』(恒友出版1995)を執筆、刊行。同書は、元信者がオウム真理教との関りを綴るとともにオウム真理教と麻原彰晃の様々な問題を指摘し、信者に向けて脱会を促すものとなっている。
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